キャッツ会のはなし

木更津の不登校、ひきこもり経験者交流の場を月に1回開いています。 当事者に限らず、周囲の人も。                   自分の過去なども書いています。cats.kisa@gmail.com

少しずつ忘れていくこと

今日、木更津は暖かい晴れの一日で
夕方は富士山と夕焼けがとても綺麗で幻想的でした。

秋から冬のこの空気のきれいさに伴って、私はいつも、
ものすごいさみしさに襲われるんですが
今はだいぶ落ち着いたなぁと。

昼間、街中で、笑いながら歩く高校生を見たときも。
少し前の私って、そういう学生を見ると(大学生でも、中学生でも)
胸が苦しくなって、その日一日悲しみでいっぱいになっていました。

それは何か、置いてけぼりにされたようなさみしさと

二度と彼らのようには笑えないのではないかという恐怖でした。

心から笑えるようになるなんて思わなかったなぁと。

どうして今は、だいぶ落ち着いたんだろう。
高校生を見たとき、純粋に「楽しそうでいいな」と私も楽しい気持ちになったんですよね。

 

1つの要因ではないと思うけど

年齢が上がったことは関係していると思う(笑)

いろんなことが、過去になっていきました。

それから


・新卒で入社した同期の仲間の影響

彼らは私の過去関係なく、今でも友人でいてくれて
私はあまり人と関わらないように接していたのに
当たり前に仲間みたいな感じで、一緒にいてくれるんですよね。

嬉しい。

 

・いけふくろうの仲間
だって、あんなに嫌だった不登校やいじめの経験が
「それがあったから繋がれる」そういう経験になっているんです。
すごく、会いたくなります。
今月は平日だったから行けなかったけど。

 

・働けたこと
不登校や引きこもりになって怖いのは
未来が見えないからかなぁと。
その恐怖の中一人でいるのってすごく孤独。
でも今は、たぶんどんな仕事でも働ける。

それからそれから
昨日のブログで書いた2月に会う友人とのこと
彼女とは3年一緒に住んで、彼女がいたから大学を卒業できたなぁと。
彼女がいれば、他の友達要らなくていいや、て(笑)
でもその安心感から他の友達を作れたんだけど。

会社の同期も、いけふくろうの仲間も、その彼女も
年に2、3回会うだけでも
ずっと大好きな人たち。
家族以外にそういう人ができたことは大きいんだろうなぁ。

 

えっと、また書きたいことからはずれてる・・・。
今日、高校生を見たときに
私は当時のあの苦しみを忘れて生きてるなぁと。
嬉しいことだし、とても生きるのが楽になったのだけれど
忘れたくない気持ちもあって。

学校の問題って、園児の待機児童の問題みたいに
その年齢を過ぎると過去になってしまって
なかなか改善できないところがあると思うので

当時の苦しみを忘れたとしても
私だからできることだったり

何か木更津という場所で、心細さを感じている人たちと
繋がれる活動をしたいと強く思った一日でした。